収入源確保のための多彩な事業
第3セクターといえども一企業であるという視点にたって運営費を捻出するための事業を展開していた。
2002年以降に中心市街地活性化のためのハード整備事業が本格化するが、現在はそのための準備期間であり、まちづくり会社の体力づくりの期間であるとしていた。
そのため、出資金の1500万円は全額定期預金にして手をつけずに、僅かな利益でも積み重ねる精神で事業運営費を稼いでいる。
これらの事業は本来のまちづくり会社の趣旨とは違和感があるが、全国の第3セクターの赤字経営を反面教師として、自前の運営を最優先しているのである。
初年度の収支計画は970万円で、このうち運営管理費補助などで350万円の収入があるが、残りの620万円は自ら稼がなければならない。
市と瀬戸信用金庫から一人ずつ派遣され、商工会議所の職員も兼務で業務に協力しているが、パート一人分の人件費と自動車のリース代や通信費、商工会議所に納める月に5万円の家賃があり、27万~28万円/月の固定費がかかるのである。
そのためにあらゆるアイデアで稼いでいた。
それは、
1)清涼飲料水の自動販売機の設置と斡旋、
2)日本シリーズの第四戦のチケット40枚を押さえて観光バスをチャーターし食事つき1万円の観戦ツアーの販売、
3)せともの祭のスタッフ用Tシャツの販売、
4)市役所をターゲットにした名刺印刷の仲介(身障者の施設に委託)、
5)駐車場管理、
6)全国の商工会議所をターゲットにした干支のせともの販売、
7)損害保険の代理店業務、
8)弁当の販売、
9)TMOについての講演会、
10)視察などを受けたときの資料代などである。
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